情報科学演習V 1期 課題
プログラミング課題
インタラクティブ性のあるプログラムが理想であり、それを遠隔でも評価するにはJavaで作成すると効果的であるの
で、可能な人はできるだけJavaを試みて下さい(この場合画像サイズは300x300以下でもよい)。 OpenGLあるいはX-Windowを用い
てスクリーン上に表示する方法でもよい。この際、出力例がカラー画像の場合、それを評価して欲しい人は、自分のホ
ームページに画像を置いて見れるようにしても良い。
課題 1 IFSを用いてしだの葉を描画するプログラム作成せよ。
- 教科書[1]p.101
の式(補3.26)と補表3.1のパラメータを参考に描画せよ。
課題 2 資料[2]の図9.10 cの6次のHilber curve(あるいは図9.7の12次のドラゴン曲線)を表示するプログラムを作成せよ。
-
複雑さはインタラクティブに変更できるようにする。
- 各レベルにおいて線の長さ〈1線分の長さと総長)の表示せよ。
課題 3 資料[2]にあるマンデルブロ集合の表示を参考に、ジュリア集合を表示するプログラムを作成せよ。
-
指定した領域を拡大して表示できるようにすること。
- 少なくとも全体図と部分拡大図は提出のこと。
課題 4 フラクタルを用いて、山と湖のある地形をモデリングするプログラムを作成せよ。
- 初期メッシュは5x5以上とし、中点変位法を用いて凹凸のある山を作成する。
- 基準値より低い部分は水面とみなしてフラットとする。
- 表示はワイヤーフレームでも陰影表示されたものでもよい。
- 3次元表示の方法がどうしてもわからない場合は、2次元の例で地図の輪郭のフラクタル表示でもよい。
参考
- Java の場合;
- C言語の場合;
これらの課題において、画像をセーブすることが必要になるが、保存の画像形式およびそのプログラムは下記を参考にして下さい。
/~nis/junk/ppm.html
- 参考資料
- [1] CGARTS,"CG標準テキストブック
- [2] 配布資料;"Chapter 9; Approachs to Infinity", in Computer Graphics using OpenGL, F.S. Hill, Prentice Hall
-
締切: 6月5日(木曜)17時まで
結果(ソースリストと表示結果)は、メイルにファイルを添付、あるいは各自のホームページに置いてメイル連絡するか、または印字して提出のこと。
連絡先: email: nis@is.s.u-tokyo.ac.jp
電話:内線2-4106 (西田研究室)
/~nis/